糖尿病にはその原因から分けられる2種類があります

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糖尿病について全くと言っていいほど知らなかった私が、その後いろいろな場面で糖尿病を知る機会がありました。

と言うのも、食べ物についてそれを気遣うのが私のホストマザーとして一番の役目だったからです。

留学生の青年は臆することなく自分は糖尿病であることを私達に告げ、それについて折あるごとに私達に説明をしてくれました。

その中で一番彼が力を込めた言葉は、「糖尿病は2種類あって、自分は治らない糖尿病なのだ。」というものでした。さて、治るものと治らないものがあるのでしょうか?

そこで私は糖尿病の原因を探りながら、治る、治らない糖尿病の違いを調べてみたくなったのです。

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体重減少という症状が出て

さて、彼の糖尿病が分かったのは2年前。それまで勤めていたのはスイスの陸軍で、兵隊でした。

幼いころから親の愛を十分受けることがなかったため、祖父母の庇護のもと、彼は若くして兵役の仕事を始めたのです。

彼はリーダー格で良い仕事をしていたのですが、気が付けば体重がどんどん減少していきました。

大きな症状の一つに体重の減少がありますが、その原因に気が付かず、この子の場合は糖尿病がどんどん進行してしまったようです。

2年間に20キロ以上痩せたと彼は言いましたが、もっと早く知れば、治らない糖尿にまで至らなかったのかもしれませんね。

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糖尿病の原因・その1 インスリンがほとんど出ない

ここでは、一般的な糖尿病の原因を探りながら、糖尿病の種類について触れようと思います。その一つである治らない糖尿病とはどんなもので、その原因は何なのでしょう。

それは「1型糖尿病」と呼ばれるもので、全体のわずか5%程度です。

インスリン(インシュリンとも呼ぶ)が全くない、あるいはほとんどないために、ブドウ糖が細胞の中に入ることができずに尿と一緒に流れ出て行く病状であり、だからこそ、糖尿病と言われるのです。

通常であれば、インスリンはすい臓の中にあるB細胞で生み出されるものですが、何らかの原因でこの細胞が破壊されてしまい、インスリンが皆無、あるいはほとんど作られなくなっているのです。

それに対処するために、インスリンを毎日注射してインスリンを補わねばなりません。

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糖尿病の原因・その2 インスリン環境が弱い

ほぼ95%の方がこの状況であるそうですが、これは「2型糖尿病」と呼ばれるものです。

ここで言うインスリン環境とは、その原因がインスリン自体の弱さにある、あるいはインスリンを受け入れる受容体の方が弱い場合もあるわけで、これらすべてを含めて、私はインスリン環境という表現を使いました。

では、2型糖尿病の原因を探ってみましょう。

1.インスリンがよく出ない場合

1型と比べるとさほどではないですが、やはり出が悪いので、糖分をブドウ糖に変える力が足りないことが原因です。しかし、すい臓のβ細胞の働きがよくなれば、インスリン注射が必要無くなる場合もあります。

2.インスリン自体の元気がない場合

分泌されているインスリンの元気がないために、糖尿病になる場合もあります。

3.インスリン受容体の元気がない場合

細胞の表面にはインスリン受容体と呼ばれる組織があるのですが、これが元気でない場合も糖尿病の原因となります。

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まとめ

糖尿病の種類は大きく分けて、二つになります。

それらは「1型糖尿病」と「2型糖尿病」に分かれますが、どちらもインスリンが大きく関与しています。

前者は、インスリンを出すすい臓のβ細胞が破損されていることが原因です。

後者は分泌されるインスリンの力が弱かったり、わずかだったり、また、各細胞に存在する、インスリンを受け取る細胞であるインスリン受容体の力が弱いことが原因です。

但し、後者の場合であれば、弱い組織が改善され、インスリンが必要なくなる場合もあるのですが、前者のようにβ細胞が壊れてしまうと、糖尿病の治癒、軽減はかなり困難になります。

残念ながら、我が家の留学生はこの前者のタイプであると診断されていたのでした。

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