糖尿病による低血糖で起こる発作について

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糖尿病は、通常は血糖値が上がったまま下がりにくい、つまり高血糖なのが問題なので、糖尿についてあまり知らない方には、低血糖という知識があまりありません。

私も同じで、最初は低血糖の心配など全くしませんでした。ところがある日、食事が始まるときに、我が家の糖尿病の留学生が「今日は少し変です。何か甘いものを食べないと」と言ったので、びっくりしたのでした。彼はこの時、きっと自分が低血糖になっていることを感じ取ったのだと思います。

ここでは低血糖とはどの程度の血糖値を指すのか、それはどんな時に起きるのか、そして低血糖にならないためにどうすれがいいのか、この3点について調べたことをお伝えできればと思います。

低血糖の時の血糖値はどの程度になっているのか

日ごろは血糖値とはさほど急激に変化するものではなく、インスリンの働きにも寄りますが、食後上がったら緩やかな減少をたどります。この減少が非常に速く進んだ場合、身体の中では自律神経が異常となり、空腹感がひどく、発熱や動機、震え、唇が渇くなどの他に、汗をかきやすくなります。

または、血糖値の減少があってもそれほど急激ではない場合は、中枢神経で異常があらわれるのですが、この場合には、意識が混とんとして集中力もなく、眠くなります。さらに頭痛もひどく、意味不明の行いが現れたり、さらにけいれんやこん睡状態もおこします。

これらの症状は自覚することがないまま、何度も低血糖の状態を起こす場合がありますが、これを無自覚性低血糖と呼びます。気をつけなければいけない低血糖状態です。

低血糖になるのはどんなときでしょう

それらは以下の通り、ふとしたことから重大なことまで、無意識に身体にいろいろの症状が出ます。こんなことにならないようにしてほしいものばかりです。

1 一回の食事量が足りないとき
2 一日3回の食事をとっていないとき
3 食べる時間が定まらないとき
4 やたらとおなかが空いているとき
5 インスリンの注射の後に激しい運動をしたとき
6 インスリンに関係なく、激しすぎる運動をしたとき
7 動きがいつもより多いとき
8 インスリンが出過ぎているとき
9 太りすぎのとき
10 アルコールを摂りすぎたとき
以上の10項目、要注意と言えますが、これらは年齢が上がるほど症状が悪化しますので、高齢者の場合にはとくに低血糖に気を付けるようにと、最近では基準値は高めにする方がいいと言われています。

なお、もうひとつ注意したいことに無自覚性低血糖値についてですが、自律神経が侵されることから、痛みなどを感じずに低血糖が進む場合があります。この場合、以前は感じた低血糖の症状がなくなてしまうし、最後はこん睡状態にもなりますので、他の人に症状を伝えることも病名を言うこともできなくなるわけです。是非とも、ご自分が低血糖症であることが分かるように、日ごろから心掛けておいてください。

糖尿病の低血糖を予防する方法はあります

せっかく自分で血糖値の管理をしているのに、どうして低血糖になってしまうか、その原因は分かりましたが、そうならないためにはどうすればいいのか、再度確認しましょう。インスリン注射や血糖値を下げる薬を飲んでいる場合こそ、その危険があることをお伝えしなければなりません。

通常、血糖値を下げる薬を飲むのは食事の前ですが、食べた量がいつもより少ないとき、血糖値は上がらず、インスリンは同じ量なので、糖分が不足するわけです。あるいは運動のし過ぎ、あるいはメニューに左右されます。こんな時の薬の服用、あるいはインスリンの注射が原因となって、低血糖を招くのですね。

この場合、欠かせないのは自己管理で、定期的に自分で血糖値を測る習慣をつけることですが、それでも家族など、周囲の理解と協力も欠かせません。自分で処置出来ない時もあるし、低血糖についての知識は誰もが持っていなければなりません。幸い、最近では自分で手軽に血糖値が測定できる器具が市販されていますね。我が家の留学生の倍も、小指でそれを行いそうな。指先にわずかの傷が残っていました。

では、最後に、常に何を用意することで、低血糖の危険を減らすことができるでしょうか。糖分として最善のものは「ブドウ糖」です。甘さがきついので、効果が速いからですが、それに比べて、飴などは高血糖になりやすいことからお勧めできません。低血糖の場合には、ブドウ糖を飲んで右側を下にして安静を保つことです。ブドウ糖がうまく手に入らない場合はイモ類がお勧めです。我が家の留学生があの時、あわてて口に入れたのは、お節の残りの栗きんとんでした。

まとめ

意外と気にされない低血糖ですが、死にいたる危険なものであることをまず知っておきましょう。低血糖とは通常70mg/dl以下の値を言いますが、神経の異常からさまざまな症状が出ます。

そして最後にはこん睡状態にもなりますので、自分の状況を前もって誰かに告知することもお忘れなく。

高血糖と低血糖の両方を気にしなければならないのが糖尿病の難しいところです。でも、数値が気になりすぎて、栄養のあるものを食べるのが怖くなる人もいらっしゃるそうですが、この栄養がないと身体はますます衰弱します。血糖値にあまり敏感にならず、自分でそれを管理するのだと言う強い意志を持ちたいですね。

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